整地舗装の種類

透水性アスファルト舗装
透水性舗装は、雨水を積極的に地中に浸透させることを目的とし、透水性舗装材等(表層)の下に浸透層を設ける。構造は水をそのまま地下に浸透させるため、様々な効果があります。透水性舗装は歩道、遊歩道、駐車場や公園等で利用します。また、透水性舗装は強度が再密粒性舗装に比べて劣ります。
再生密粒アスファルト舗装
構造は、粗くしたアスファルトや排水性舗装材等(表層)の下に遮水層(不透層)を設けて、路面に滞留する雨水を積極的に道路の両側にある側溝等の排水構造物へ排水する舗装です。走行車両による水はねや水しぶきの緩和による視認性の向上、ハイドロブレーニング現象の緩和等の効果があります。
コンクリート舗装
コンクリート舗装はアスファルト舗装に比べ、わだち掘れ等の変形を生じにくく、摩耗に対する抵抗が大きく、表面が白色系なので夜間や暗部での視認性が良いなどの特色を持っています。 このような特色から比較的交通量の多い幹線道路やトンネル内等の舗装に用いられます。
砕石敷詰整地
重機で整地や転圧をして地盤の高さを調整し、砕石を厚さ10cmに敷きならし重機やローラーで整地と転圧します。 ロープや単管パイプなどで区画線や車止めをします(※区画線や車止めが必要な場合)。工事金額が一番安く、施工後当日に駐車できますが、車のタイヤでわだちなどが出来やすく、古くなると砂ぼこりが舞いやすくなります。

 

舗装工事の流れ

着工前
更地からの工事の流れです。もちろん、古い建物が残っている場合や雑草が生えているような場合でもお引き受け致しますのでお気軽にご相談下さい。
残土処分
建物解体後のガラや余分な土、工事施工に不具合があると思われるもの等を重機ですき取って整地していきます。
境界ブロックの伏せ換え
写真の例では元々あった古い境界ブロックを、車の出入りがしやすいものに取り替えています。
フェンスの設置
隣家や車道の境界にフェンスを設置することも可能です。写真の例ではフェンスの土台となる部分をコンクリートブロックを積み上げて作っています。
路盤の締固め
砕石を搬入してアスファルト舗装の土台となる路盤を作ります。舗装の質を大きく左右する大切な作業なので、平面度や勾配を考えながら丁寧にしっかりと締め固めていきます。
アスファルト舗装
熱く熱したアスファルト合材が冷めるまでの間に作業をしなければいけないので、ある程度の広さに分割して合材を撒き、敷き均してローラーで転圧、最後に全体を締め固めます。アスファルト舗装の違いで工程も変わってきます。
作業完了
アスファルト舗装が終わりました。この後にライン引きや車止めの設置、コインパーキングであれば必要な設備を設置していきます。
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